ブックニック、初日の様子!

 
ブックニック、初日が終了しました。
 
朝、準備の段階まで雨がやまず、ブックマルシェ出店のうち「ch.books」さん「古書玉椿」さんが、やむを得ず出店を見合わせることに。
その他の出店者さんとも相談の上、開催時間を遅らせての開催となり、告知が行き届かなかったお客様には、大変ご迷惑をおかけしました。
10時を過ぎた頃からは雨もやみ、「Books&cafe ひふみよ」さん「bookpick orchestra+suiran」も搬入開始。
足元が悪いにも関わらず、手早く素敵なブースを作り上げて下さいました!
(今日はほとんどゆっくりブースの本を見ることができず!明日、私もじっくり楽しみたいです。)
 


【↑bookpick orchestra + suiran】注目の「ブックスケープ」も明日はさらにバージョンアップします!
 


【↑Books&cafe ひふみよ】絵本もたくさん。大きなトランクには旅の本が!
 
 
同時に店内では、ワークショップ第一弾、「フェルトでつくる葉っぱのブックマークチャーム」がスタート。
参加者のみなさん同志、すぐにうちとけて、和やかにお喋りしながらも、目と手は真剣!
葉っぱのモチーフも、選ぶフェルトやステッチの刺繍糸の色などで、それぞれ違った可愛らしさに仕上がって、みなさん最後は大満足の笑顔。ちらりと見たところ、とても可愛らしい栞が出来上がっていましたよ!
さっそく「またやってほしい!」という声も上がっていました。
講師の友子さん、スムーズに進められるよう準備をしてきてくれて、ありがとうございました。
 



 
朝イチに届けられた「ありんこ菓子店」の焼き菓子たち。
今回のお菓子は、紅玉マフィン、和栗と抹茶のフィナンシェ、ざらめガレット、パウンドケーキ、ビスコッティ、ボーロ。
とりわけ、熊本産の特大の和栗を渋皮煮にしたのが乗っかった抹茶のフィナンシェは、なんとも贅沢なこの季節ならではの組み合わせ。もう、もう、絶対おいしいに決まっています!(食べられた方が羨ましい…)
予想どおりみるみる買い求められていき、お昼過ぎには初日の分が完売となりました!
明日も必ず入手したい方は、早めの来店をお薦めいたします!

 
伊藤まさこさんから届いた30冊の本は、店内、ソファ席のところにディスプレイしました。
工芸、デザイン、旅、エッセイ、絵本、海外の本など、ジャンルもさまざま。お値段も100円から3000円までと幅広く揃っています。
一冊一冊に、色紙(いろがみ)に万年筆で書かれた直筆のメッセージ。スタイリストのまさこさんらしい遊び心も加えられています。
今日、1/3ほどがすでに旅だっていきましたが、まだまだあります。
明日は、まさこさんご本人も来舎の予定です!どうぞ特別な機会、お楽しみください。
 

店内奥の棚には、Photobackさんによる手のひらサイズの写真集の展示『続・写真部 POCKET展』も開催中です。
Photobackのサービスを使って作られた個人の作品がずらり数十冊。
一冊ずつすべて違うものなので、ゆっくりと手に取ってご覧いただきたいです。
 

午後1時からは、ブックニックの目玉企画「岸田衿子さんの愛した北軽井沢をあるく」が行なわれました。
お天気のことがいちばん気がかりだったのも、この企画。散策に出かけられるかどうか、ぎりぎりまで空模様を見ながらの相談。雨もやみ、薄日も射してきていたことから「決行!」を決断。ガイドの堀江くんが、岸田衿子さんの絵本「森のはるなつあきふゆ」の絵本の舞台でもあるオシギッパの森へと、みなさんをご案内。(その間に室内はミニコンサート用に模様替えし、歌とピアノのリハーサル。)
散策ツアーから戻られて、第二部は室内で、歌と朗読、お話の時間です。
歌やお話をしてくださった寺島夕紗子さんは、岸田さんを「えりこおばちゃま」と呼び、幼い頃から家族同然に北軽井沢での暮らしを過ごされてきた方です。
会では、その夕紗子さんだからこその、北軽井沢の山荘での衿子さんのエピソード、お父さん寺島尚彦さんと衿子さんのお付合いのこと、みんなで出かけたブルーベリー摘みや花火遊びなどの思い出など、次から次へと当時の楽しいお話を。
そして、北軽井沢が舞台となっている衿子さんの詩の作品や、寺島尚彦さんに寄せた追悼文などの朗読。
さらに、衿子さん作詞、尚彦さん作曲の、未発表の歌の曲(楽譜がないものをわざわざこのために書き起して頂いたものも!)などを4曲ほど、ピアノ伴奏とともに歌っていただきました。
私は晩年にほんの数度、お会いしたことがあるだけなのですが、歌やお話を聞きながら、目の前に衿子さんの顔や声が浮かんで来て、胸がいっぱいになりました。
あらためて、衿子さんの詩や言葉の独特な世界を体感し、ほんとうに贅沢な、この場所で一時間だけで終らせてしまうのはもったいないような、充実した内容となり、参加者のみなさんにもきっとご満足いただけたことと思います。
寺島夕紗子さん、ピアノ伴奏の橘光一さん。お忙しいスケジュールを縫って、貴重なお時間を割いて、素敵なプログラムをご用意くださり、ほんとうにありがとうございました。ぜひ続編を企画できればと思っております。
 


その他、「一箱本送り隊」への寄付本も、初日からお持ちより頂き、ありがとうございます。

昨日納品され、今朝友人に手伝ってもらいながら折りまで仕上げたミニプレス「森とさんぽと読書とわたし」も、さっそくお買い求めありがとうございます!(好評のようでちょっと嬉しいです*)

イベント特製フードメニュー「ジューシー(沖縄風ごはん)」と「芋煮汁」という不思議な組み合わせ(!)もなかなか好評。ジューシーはお昼過ぎに完売しました。秋の森と「芋煮」はやっぱり合うなぁ(笑)。
イベント中は、着席できるお席はテラスやお庭のみとなります。レジャーシートなどお持ち頂いて、お庭に広げていただいてもOKです!(まさにピクニック気分で*)

 
 
以上、ざっと本日初日の模様をご紹介しました。
 
 
明日は、今のところ朝早くに雨が降る以外は、日中は晴れ間が出る予報。気温も暖かめのようです。
出店者さんもすべて出そろい、お庭のブックマルシェもさらに賑やかになります。
11時からの「ブックパッカー@麦小舎」にはまだお申込も可能です。ご予約フォームから、もしくは明日直接店頭にてお尋ねください!
(今日の感想として、WSやイベントなどに参加して頂くと、さらにブックニックを楽しんで頂けるのだなと実感しました。)
14時からの「ひとに見せたくなる旅本をつくる」は、すでに定員に達し、お申込は締め切っております、ご了承ください。
いらっしゃる際には、駐車場のご案内など、アクセスのページをご参照ください。

それでは明日も、お待ちしております!


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