フェルトでちくちく。森の栞をつくりましょう。

 
だんだんと秋が深まってくると、ふと、私みたいなぶきっちょガールでも、思わず手芸ガールを気取って針仕事などやりたい気分になってくるもの。。
つづいてのワークショップ紹介は、ちくちく手芸のお愉しみ「フェルトでつくる葉っぱのブックマークチャーム」です。
 
今回、フェルトづくりを教えてくれる柳澤友子さん。
お店のお客様として出会った彼女と、ぐぐっと距離が縮まることになったきっかけも、実は一冊の「本」でした。
それは、刺繍作家・森麗子さんの画文集「木立をすぎる時間」。
筆の代わりに針と糸とで、美しい北欧の森や湖などの風景を、布の上に描き出す森さん。
画文集は私にとって宝物のような一冊ですが、友子さんも森さんをかねてから敬い、ご本人ともお会いしたこともあるのだそうです。
個展のときの特別な図録を貸して頂いたりして、お話が盛り上がったのでした。
そして、友子さん自身がフェルト作家さんであることを知ったのです。
 
そのきっかけがあったから、という訳ではないのですが、友子さんの作り出すフェルト作品には、森麗子さんの刺繍につながるものがあるように思います。
それぞれに共通するもの。それは、一言でいえば、「物語」です。
友子さんのつくる森や木や花をモチーフにしたブローチなどの作品には、ひとつひとつ「物語」が込められていて、手のひらに載せて眺めているだけでも、お話を読んでいるみたいにわくわくしてきます。
さらに、それをちょこんと一つ身につけてお出かけしてみれば、わくわくは高まって、スキップしたくなっちゃうほど!
アクセサリーの持つそんな魔法。女子なら誰にでも経験ありますよね!
友子さんのフェルトには、そんな物語や魔法が隠されているのです。
 
今回のワークショップでは、友子さんオリジナルモチーフの中から、小さな葉っぱを組み合わせたデザインのブックマーク(しおり)をつくります。
葉っぱが重なり、ひとつの小さな森のようになるこのデザインは、Book-nickにぴったり!
同じモチーフのブローチは、麦小舎でも大人気の商品です。
単に切り貼りするだけでなく、刺繍のステッチなどの加え方も教えていただけます。
胴体には、ゴールドかシルバーの金具。お好きなほうを選ぶことができます。
本を開いていないときでも、背表紙の上からちょこんとチャームが覗く、チャーミングなチャーム(!)タイプのしおりです。
他ではなかなか見かけないデザイン。自分の手で作ったものなら、さらに愛着も湧いて、どこへでも連れて出かけたくなりそうです!
(ここだけの話、材料費とお茶代も含めてのこの料金も、見逃せませんよ!)
 
暖かい飲み物といっしょに、わいわい和やかな手仕事の時間。さあ、ご一緒に愉しみましょう。
男性の方もどうぞご参加ください!
 
 


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