ブックマルシェ出店者紹介①「Books&Cafe ひふみよ」

 
さて、これから「森のブックマルシェ」にご参加いただく本屋さんを、順にご紹介して参ります。

 
トップバッターは、今年、長野市にオープンしたばかりのブックカフェの新星Book&Cafe ひふみよさん。

ご存知でしょうか。今、長野市、特に善光寺門前界隈は「本(書店)」がアツいことになっています!
「ひふみよ」をはじめ、同じくBook-nickに参加してくれる「ch.books」、ボンクラ内の「遊歴書房」など、今年に入って続々と新古を問わず書店がオープンしました。それも皆、私たちと同世代の比較的若いメンバーが一念発起がんばっています。
「本が売れない」と嘆かれるこの時代、なぜアナログの本屋さんを?と思われるかもしれませんが、私たちを含め、情報の媒体が「紙」から「インターネット」へと劇的に変化していくのを目の当たりにしたこの世代だからこそ、あらためて「紙」の手触りを大切にしたい、あえてそこに関わっていきたい、と思ったりするのかもしれません。

「ひふみよ」さんが取り扱うのは、まさにそんな「私たち世代」のための『あたらしいライフスタイル』を提案する本たち。
静かな住宅地の路地に面した2階建ての店舗。一階が書店、二階は畳の和室にちゃぶ台が置かれたカフェスペース。
購入前の本でも、二階に持って上がって、ゴロリ寝転がりながら読んでしまってもOKという、太っ腹なスタイル。
圧巻なのは、壁一面に備えられた、すべて「面出し」できる本棚。(これは同業者としてはめちゃめちゃ羨ましかった!)あれもこれも、と手が伸びてしまいます。
私がお邪魔したのは、夏まっさかりの猛暑のある日。冷たい飲み物とみたらし団子(!)を注文し、畳に足を投げ出して扇風機の風に吹かれながら、気の向くまま本を読む…。真っ赤なゼラニウムの咲くベランダの向こうには、青い空と入道雲…。
なんだか、遠い日の夏休みを思い出すような、贅沢で幸せなひとときでした。
善光寺へのお参りの帰り道、ひと休みを兼ねてブックハンティングなんて、いかがでしょうか。土日祝日には日替りランチもありますよ。



「Books&Cafe ひふみよ」今井さんに聞きました:
 
■お店の自己紹介をお願いします!

長野市・善光寺の門前町にある
古い建物を改修したブックカフェ
「Book&Cafe ひふみよ」です。

「衣・食・住」をテーマに生活に寄り添ってくれる本、
「新しいライフスタイル」をテーマに知的好奇心をそそり
未知の世界への入り口となるような本を選りすぐって取り扱ってます。

 
■「森のブックマルシェ」にはどんな本が並びますか?

古い平屋の魅力とそこに住む人々の生き生きした暮らしを徹底紹介している
フリーキーなな雑誌「FLAT HOUSE Style」、
独自の視点でカウンターカルチャーを取り上げる
雑誌「SPECTATOR」のバックナンバーをはじめ
エッセイ、旅、音楽、写真集、絵本などジャンルを問わず販売する予定です。

 


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