ホンノコベヤ

  

あのひとの「森で読む本」展

 
今年のブックニック。最後のイベント内容のご紹介は「ホンノコベヤ」での展示についてです。
 
 

「あのひとの『森で読む本』」展

ブックニック期間中、ホンノコベヤ(分奏室)にて展示
(入場無料/ご自由にご覧ください)

 
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「森で読みたくなる本を教えてください。」
ブックニックを一緒に作ってくれる古本屋さん、アーティスト、イラストレーター、デザイナーさん。
そして、麦小舎のまわりの本好きのみなさんにお願いして、それぞれにとっての「森で読む本」をセレクトしてもらいました。
森で読む、といっても、イメージはさまざま。
具体的な森で役立つものから、自分の“心のなかの森”へと静かに分け入るような本まで…。

会場では、実際にご本人からお借りした本の実物とあわせて、コメントをご紹介いたします。
ゆっくりと「本の森」を彷徨うように思いを巡らせ、私なら何を選ぼうか、なんて考えながら、ご覧いただければと思います。
 
 

《おしらせ》

★展示にあわせて、すでに完売となっている『森で読む本120冊』(Forest & me.別冊/2009年版)の簡易装丁版を販売いたします!
完売後、たくさんのお問合せをいただいたこの本。専用の函はお付けできないのですが、中身は当時のものと同じです。
これが本当の最後の蔵出しとなります!

★こちらも残り在庫わずかとなっている「森とさんぽと読書とわたし」(mapとコラムのミニプレス)も、最後の在庫をお持ちします!

 
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《おことわり》

*展示されている本は、所有者よりお借りしております。丁寧にご覧ください。
*展示室内でのご飲食はできません。
*本は、一部を除き非売品です。

 
 

  

ワークショップ「木の実を探しに絵本の森へ」

会場の「分奏室」という小部屋では、展示、トーク、ワークショップを行います。
事前に予約受付を行うものもありますので、ご確認ください。

 

【ホンノコベヤ ワークショップ②】

 

「木の実を探しに絵本の森へ
〜森のおさんぽとわらべ歌、木の実の宝箱づくり 〜

 

  • ●日時:10月6日(日)10:30〜12:30
  • ●参加費:1組1000円(大人1名、または大人1名+小学生以下のお子様1名)
    ※お子様2名以上の場合は1人につき+500円(材料費込み)
  • ●対象:親子、または大人の方(お子様のみの参加は不可)
  • ●事前予約承り中/定員になり次第締め切り

 

※外での散策があります。小雨程度でも行いますので、天候によって羽織るものや雨合羽をお持ちください。
※悪天候の場合は室内での内容に変更となります。

 

【お申込・問合せ】
「予約・問合せ」フォームより、または otayori@mugikoya.com まで。
件名を「ワークショップ/絵本の森」として、お名前・ご連絡先・ご予約人数を明記の上、
メールをお送りください。
折り返し確認のお返事をいたします。
 
 
●ワークショップ概要
 

秋の森をのんびりとお散歩しながら木の実やきのこ、
色づいた葉っぱたちの不思議なかわいい物語をみつけにいきましょう。
森の木立の中で絵本を読んだり、
原っぱでわらべ歌をうたったり。
森でみつけた宝物は小さな箱や瓶にいれておみやげに♪

 
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親子を対象にしたこのワークショップは、会場を飛び出し、秋の森へと出かけます。
ガイドをしてくれるのは、軽井沢「ピッキオ」でのネイチャーガイドの経験も豊富、今は子供たちの自主性を育む保育が注目を集める「森のようちえんぴっぴ」のスタッフでもある阿部菜々恵さん。
子どもの目線で見渡してみれば、森のあちこちには、大人でも新鮮な驚きや発見がいっぱい!
ぜひお子さんと一緒に宝探しをする気分でご参加ください。
散策の途中には昔懐かしいわらべうたや絵本の読み聞かせも。
お散歩のあとは、森で拾った宝物をかわいく詰めて、お持ち帰りいただきます。
(お子様連れでなくても、散策を兼ねてお気軽にご参加ください!)

 

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●阿部菜々恵さん プロフィール

尾瀬、万座、清里、東京などで5年ほど自然解説員として過ごし、浅間山麓、軽井沢で10年ほどエコツアーの仕事に携わる。
現在は「森のようちえん」のスタッフとして軽井沢の森で、こどもたちと森の楽しさ、おどろき、おいしさ♪をわかちあう日々。
週末のイベントなどで自然を伝える活動も行っています。
好きなことは、森で拾いものをすること。果実酒・野草茶をつくること
絵本を読むこと、絵を描くこと、森やはらっぱでオカリナをふくこと、などなど。

 

  

ワークショップ「zineを作ろう! in 北軽井沢」

会場の「分奏室」という小部屋では、展示、トーク、ワークショップを行います。
事前に予約受付を行うものもありますので、ご確認ください。

 

【ホンノコベヤ ワークショップ①】

 

Booknick×ジョウモウ大学

「zineを作ろう! in 北軽井沢」
〜小さいけれど面白い、ハンドメイドの紙メディア 〜

 

  • ●日時:10月5日(土)11:00〜14:00
  • ●参加費:1000円(材料費込み)
  • ●事前予約承り中/定員になり次第締め切り
  • ●持ち物:zineのネタになりそうな写真、絵、雑誌の切り抜きなど。zineにしてみたいアイデア、文章、詩、俳句、その他
  • ●会場に用意してあるもの:
    ・複合プリンター(コピー/プリンター/スキャナー)
    ・はさみ/カッター/カッターマット/のり/定規
    ・クレヨンやサインペン、マジックなど
    ・A4コピー用紙と、いろいろな紙
    ・中綴じホチキス

    ※お気に入りの画材や文具があればお持ちください。
    ※紙はいろいろ用意しますが、使いたいものがあればお持ちください。

 

【お申込・問合せ】
「予約・問合せ」フォームより、または otayori@mugikoya.com まで。
件名を「ワークショップ/zine」として、お名前・ご連絡先・ご予約人数を明記の上、
メールをお送りください。
折り返し確認のお返事をいたします。

 
 

●ワークショップ概要

群馬をもっと楽しむための市民大学「ジョウモウ大学」とコラボレーションした企画です。
講師は、zineが大好き、自らも小冊子を発行したこともあるデザイナー荻原貴男さん。
旅行先として訪れたポートランドのzineカルチャーに影響を受け、
誰もが気軽にzineを通してコミュニケーションし合うことの楽しさを
ここ群馬から発信する活動を始めています!
「なんとなく面白そう…」と思ったら、まずは一度、体験してみてください!
新しい世界が開けるかもしれません♪
 
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情熱さえあればクリエイターでなくても誰でも作ることができる
小さな小冊子「zine」を作ってみませんか?

zineとは、出版社ではなく個人が「作りたい!」という情熱に
動かされて作る小さな冊子のことで、
コピー用紙に手書きや切り貼りして作った原稿を、コピー機でコピーして、
ホチキスで留めて手作りするという、D.I.Y.精神に溢れた表現媒体です。

紙の本にすることによって、
webサイトやブログに書くよりも濃度の濃い作品に仕上がっていることが多く、
また「モノ」として存在しているが故に
コミュニケーションが広がって行くのも面白さの一つです。

欧米諸都市ではzine専門店があったり、大型書店でもzineを販売していたり、
zineを通して様々な交流が生まれていたりと、
既に一つの文化として定着しているところもあります。

当日は3時間でzineを1冊完成させます。
持ってきていただきたいものはzineのアイデアと、
使いたい原稿、写真、絵、切り抜いて使いたい雑誌などです。

ネタは多目に持ってきたほうがよさそうです。
日頃から情熱を傾けていることで作るのが最も作りやすいと思います。
ページ数は時間を考えると8〜16ページ程度がちょうどよいかと思います。
A4の紙を半分のA5サイズに折ったものを4枚重ね、
真ん中をホチキスで止めれば8ページの冊子に、
8枚重ねれば16ページになりますよね。

とにかく、あまり難しく考えずに、まずは作ってみましょう。
勢いでカタチにしてしまうのもzineの面白さのひとつです。
ぜひ気軽にご参加ください。

■ワークショップの流れ
1:zineて何?という話と作り方の話をすこし。
2:つくってみましょう(5部)。
3:うち1冊を誰かと交換して持って帰りましょう。

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●荻原貴男さん プロフィール
デザイナー。zine/リトルプレス愛好家。
2009年に、2年間住んだ浜松の魅力を紹介した小冊子「遠州図/エンシュウズ」を発行。
11月9(土)10(日)に高崎MOTOKONYAにてzineの展示販売イベントを開催予定。

 

■協賛

平出紙業株式会社 (紙を提供していただきました)
本社前橋市。群馬県・東京を拠点に「結果、紙が動くビジネス」として
ペーパープロダクトの支援、企業間コラボレーションの推進等
マルチペーパーソリューション事業を展開。
本社1階に様々な紙を揃えたショールームがあり、見本帳の閲覧や紙の購入が可能。
http://www.hiraide-paper.com

株式会社アサヒ商会 (文具を提供していただきました)
本社高崎市。文具、事務用品、OA機器、オフィス家具の販売を行う。
豊富な品揃えがうれしい文具専門店「Hi-NOTE」を展開。
2010年オープンの高崎店に続き、2013年8月に伊勢崎店が新オープン。
http://www.bungu.co.jp/

 

  

トークイベント「山のある人生にはいいことが多い」

会場の「分奏室」という小部屋では、展示、トーク、ワークショップを行います。

事前に予約受付を行うものもありますので、ご確認ください。

 

【ホンノコベヤ トークイベント】

 

『山のある人生にはいいことが多い』

〜編集者・若菜晃子さんに聞く「山の楽しみ、本の愉しみ」〜

 

  • 日時:10月6日(日)14:00〜
  • 参加費:1000円
  • 事前予約承り中/定員になり次第締め切り

 

【お申込・問合せ】
「予約・問合せ」フォームより、または otayori@mugikoya.com まで。
件名を「トークイベント」として、お名前・ご連絡先・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
折り返し確認のお返事をいたします。

 
 

「山と溪谷社」で副編集長を務めたのち、フリー編集者として独立。
「暮しの手帖」での連載が好評だった「徒歩旅行」をはじめ、雑誌・単行本の編集・取材・原稿執筆に携わる若菜晃子さん。
若菜さんといえば、“街と山のあいだ”をテーマにしたリトルマガジン「murren」(ミューレン)の制作者としてご存知の方も多いはず。
「murren」は今夏、13号を発行。リトルプレスと呼ばれる個人が手がける小冊子のパイオニア的な存在として、確固たる存在感を放ち続けています。
(何を隠そう、わたしも「murren」に刺激を受け、リトルプレスづくりを始めたひとり。)

ご自身いわく「好きなものにはとことん!」。実際に自分の足で訪ね、その目で確かめたものだけを、丁寧に拾い上げ書き留めていきます 。

当日は、山溪時代を含めれば、地方を含め名だたる山数百は登ってきたのでは… と話す「山」への想いやエピソード。「登る」だけではない山歩きの楽しみ。
そして、文章で伝えること、本を書くことにおいて、日々大切にしていられることについて、じっくりお話を伺います。

これから「山」を目指したい方、「山ガール」からもう一歩踏み出してみたい方、さらに「編集」というお仕事や小冊子作りに興味がある方まで。
どうぞお気軽にご参加ください!

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●若菜晃子さん プロフィール
編集者。1968年兵庫県生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と溪谷社入社。「Wandel」編集長、「山と溪谷」副編集長を経て独立。山や自然、旅に関する雑誌、書籍を編集、執筆。著書に「東京近郊ミニハイク」(昭文社)、「東京周辺ヒルトップ散歩」(河出書房新社)ほか。近著に全国の郷土のお菓子を紹介する「地元菓子」(新潮社とんぼの本)。