ランテルナムジカ

  

ランテルナムジカのライトボックス(nakabanさんからのメッセージ)

 
画家・nakabanさんが、週末の「ランテルナムジカ」に向けてメッセージを書いてくださいました。
 
お手製のライトボックスのなんて愛らしいこと!
当日は、ライブの前にも、会場で展示させていただきますので、どうぞご覧くださいね。
ああ、幻燈の夜がますます愉しみです。

 
 

ランテルナムジカのライトボックス

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またまたランテルナのライブが近づいて来ました。
今度は北軽井沢と上田に参ります。

いてもたってもいられず、ライブで用いるライトボックスを調整しました。
箱の内部を照らすブルーのランプを組み込んでみたりして、何も変わらないだろうと思っていたら驚きの新しい表現が。
自分でも予想しなかった事が沢山起こるのでこんなに楽しく学べることはないです。
学ぶと言っても何かにすぐに役立つ事ではないけど、とても大事な大いなる無駄だと思う。

さてこのライトボックスは一足先に北軽井沢に旅立ちました。
私は東京回りで会場に向かいます。

10月5日6日の軽井沢〜上田
ランテルナムジカ in 信州 森と蔵の幻燈演奏会」でお会いしましょう!

 
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▶nakabanさんのブログ「DER METEOR」より
 
 

  

「ランテルナムジカ」直前のご案内!

 
いよいよ、ブックニックの開催、そして「ランテルナムジカ」公演(北軽井沢/上田)は今週末!
 
今日は、「ランテルナムジカ」各会場からのご案内をあらためまして。
お席も徐々に埋まり始めております。
魅惑的な(!?)公演になると確信しておりますので、迷われている方はぜひこの機会にご参加くださいませ。
 
 
◎10月5日(土)「北軽井沢」会場からのオススメ:
 
ブックマルシェ(古本市)が行なわれる森の音楽ホール。
本のなかに囲まれるように組んだステージで、ピアノと幻灯を間近でご覧いただけます。
日中の本のお祭り「BOOK-NiCK」と同じ会場での開催ですので、少し早めにご来場の上、
ブックマルシェや「nakaniwaピクニック」での物販もあわせてお楽しみください!

観賞のおともに、暖かい珈琲やスープ、マフィンやオーガニックソーダなどもご用意いたします。(いずれも数量限定)

隣接の駐車場を完備しています。

※この時期、夕暮れ時は冷え込みが予想されます。防寒対策の上、お出かけください。

 
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◎10月6日(日)「上田/山崎邸(柳町)」会場からのオススメ:
 
宿場町の面影が残る柳町界隈。
ふだんは開放されていない古民家の土間が、一夜限りの演奏会場になります。
年月を刻んできた柱や梁の趣きや、古い格子の建具から差し込む淡い光。
ピアノと幻灯の光、そして空間とが、ひとつの楽器のように響き合うことでしょう。

観賞のおともに、同じ柳町の「ルヴァン」の限定パン、ターブル「パニエ」の特製バーガー、お飲物をご用意いたします。(いずれも数量限定)

駐車場は先着でご案内可能です。事前にお問合せください。

 
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★どちらの会場でも、事前予約の方に、画家・nakabanさんイラストで作製した「オリジナル栞兼チケット」をプレゼントいたします!

 
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◆公演の詳しい内容はこちらをご覧ください。

 
◆お問合せ・お申込は、メールフォーム、または otayori@mugikoya.com まで。
当日のお問い合わせは、北軽井沢担当:フジノ(090-2601-4537)・上田担当:ヤナギサワ(090-9342-3079)まで、お願い致します。

 
 

  

「ランテルナムジカ」がやってきます。

 
この秋、「ランテルナムジカ」がやってきます。
 
 
「ランテルナムジカ」。
聞き慣れない言葉です。
「幻燈演奏会」とあります。
幻燈ってなんだろう? さらに謎は深まります。
 
 
「ランテルナムジカ」をひとことで言い表すことは難しい。
ほんとうは言葉になんかしないで、ただ一緒に、
そのとき、その場所にながれる時間に、身を委ねてみてほしい。
でもそれじゃあ、あまりに乱暴かしら。
ならば、ほんの少しだけ、拙いことばで悪あがきをしてみましょう。
 
 
nakabanさんという絵描きさんがいます。
画家やイラストレーターというより、わたしのなかでは、勝手に
nakabanさんは「絵描きさん」というイメージ。
海の近くの町に暮らしながら、
もっと遠いどこかの國の風景を描いていたり、絵本をつくっていたり、
ときどき木を削ったりしているようです。
私は、あ、今ちかくのものにばかり目が捕われているな、というときに、
よくnakabanさんの絵の本を開きます。
 
 
トウヤマタケオさんという音楽家がいます。
こちらも同じく海のそばの町に暮らしながら、
クラシックのような、そうともいいきれないような曲をつくったり、
いろいろな鍵盤を弾いたり、演奏会をしたりしています。
すこし前には、ミュージカルのための音楽のお仕事もされていました。
私は、あ、気持ちがちょっとささくれだってるな、という夜に、
よくトウヤマさんのピアノの曲を聴きます。
 
 
ランテルナムジカでは、
トウヤマさんが弾くピアノや鍵盤楽器の音にのせて、
nakabanさんが「ライトボックス」という不思議な箱の上で
絵を描いたりしたものが、壁につぎつぎと投影されていきます。
絵と音楽がひとつになった演奏会。
参加者ははじめ、絵を見て、音楽を聴くことをしていますが、
そのうちにきっと、絵を聴いて、音楽を見たりしています。
とどのつまり、それはどちらでもよいのです。
絵が音楽を奏で、音楽が風景を描き出す。
それが「ランテルナムジカ」というものだ、と言えるかもしれません。
 
 
と。さも知ったような口ぶりですが、
実はわたしも実際に参加するのは初めて。
ずっとずっと、見たくて、聴きたくて、堪らなかったので、
今回、ずうずうしくも、お二人をこちらにお招きしてしまった次第。
参加していもいないくせに、えらそうなことは書けませんが、
でも、何をかくそうこの私。
「今、これは自分のなかに取り入れておくべきものに違いない!」
という直感については、かなりの確率でハズレはありません。
そしてこのランテルナムジカには、その直感がビシビシぴかぴか。
わたしだけではなく、身の回りのたくさんのひとに、
この機会を(いまどきのことばで言えば)“共有”してもらうべき。
そう、頭と体のあちこちの細胞が、声をあげています(笑)。
 
 

2つの会場を用意しました。
 
ひとつは、北軽井沢、ブックニックという本のお祭りが開かれている
森の音楽ホールのステージ。
古い木造の建物が中庭を取り囲む、半屋外のステージには、
古本市の余韻で、古い本たちがひっそりと残されたまま。
晴れていれば背後には、いつもより澄んだ秋の空に、星が瞬いているはず。
 
もうひとつは、上田・柳町。
蚕都(養蚕の町)として栄えた昔の面影が映る町並みに、
今も当時のままの姿で残された一軒の民家「山崎邸」。
格子の窓に、土間の床。ふだんは使われていないからっぽの空間に
その一夜だけ、音楽と絵が色をつけてくれます。
 
 
ながくなってきましたので、おしまいにこちらを。
お時間のあるときに、そっと覗いてみてください。

lanternamuzica(2012) from LANTERNAMUZICA on Vimeo.

 
こちらも、わたし、大好きなんです。
ニャーが出てまいります。

hirosaki 30 october 2011 from LANTERNAMUZICA on Vimeo.

 
 
ちょっと気になってきたぞ、という方は、
こちらのご案内をお読みの上、ご予約ください。
 
ご予約の方には、nakabanさんの絵のしおり(チケットも兼ねています)を
当日、プレゼントいたします。
 
 
どうか、ひとりでも多くの方と、この特別な、
二度とはやってこない夜を、ごいっしょできますように。
ご来場をお待ちしております。
 
 

  

ランテルナムジカ in 信州 森と蔵の幻燈演奏会

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ランテルナムジカ in 信州 森と蔵の幻燈演奏会
 
音楽家・トウヤマタケオと画家・nakabanによる旅する「ランテルナムジカ」は、
ピアノと歌、闇のなかに灯る光と絵が織りなす、一風変わった「幻燈演奏会」です。
北軽井沢の森の音楽ホールと上田・柳町の古民家、二夜にわたって、
光と闇、メロディーと静寂、一瞬と永遠…
その間(あわい)をたゆたう物語のようなひとときをおたのしみください。
 
■第一夜/北軽井沢 kitakaruizawa
10月5日(土)
16:30 open 17:00 start
北軽井沢ミュージックホール(国道146号「北軽井沢」交差点)
※【 Book-nick in Kitakaruizawa 2013 】(10月5日〜6日)関連企画として開催します
 
■第二夜/上田 ueda
10月6日(日)
16:30 open 17:00 start
柳町・山崎邸(上田市柳町「ルヴァン信州上田店」北2軒隣り)
 
【料金】
前売 2,500円 / 当日 3,000円
*前売予約の方に限り「nakabanイラスト特製しおり」付
※各会場にて別途ドリンク・おつまみなどをご用意します
 
【お申込・問合せ】
「予約・問合せ」フォームより、または otayori@mugikoya.com まで。
件名を「ランテルナムジカ」として、お名前・ご連絡先・ご予約人数・会場(北軽井沢または上田)を明記の上、メールをお送りください。

 

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■プロフィール

トウヤマタケオ  takeo toyama
作曲家。鍵盤奏者。編曲家。クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなど、ジャンルの狭間を、たゆたう音楽家。ソロピアノ演奏の他に、画家nakabanとの幻灯ユニット”ランテルナムジカ”、8ビート偏愛ユニット”PATO LOL MAN”など、活動は多岐に渡る。2010年に発表したピアノソロ作品集「Waltz in March」はロングセラーとなっている。今秋9月にピアノ弾き語りアルバム「飛ばない日」をリリース。
http://www.takeotoyama.info/home.html
 
nakaban
1974年広島県生まれ、画家。
絵画を中心に絵本、アニメーションなども手がける。絵本では「みずいろのぞう」(ほるぷ出版)「ころころオレンジのおさんぽ」(イースト・プレス)「つきのなみだ」(millebooks)など、アニメーションDVDでは『三つの箱』『Der Meteor』(noble)など、挿画では、西村佳哲「自分の仕事を考える3日間」「わたしのはたらき」、谷郁雄エッセイ集「日々はそれでも輝いて」、角田光代「月と雷」など、数多くの作品を手がけている。新刊に、「よるのむこう」(白泉社)。
http://www.nakaban.com/
 
ランテルナムジカHP
http://lanternamuzica.blogspot.jp/
 
企画:本とコーヒー 麦小舎
www.mugikoya.com/
<Book-nick in Kitakaruizawa 2013 関連企画>
 
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